【2025年10月7日~10月13日】展示内容をご紹介!


身近な課題や世界のお困りごとを大阪の町工場が解決します!
〈展示概要〉
SDGs、ライフスタイル等、様々な領域にわたる身近な課題やお困りごとを国内外から広く募集し、大阪の町工場の力を結集することで課題を解決し、市場性の高い試作品、製品を開発します。万博会期中は、来館者に実際に体験してもらいながら、大阪の町工場の実力と試作品・製品の有用性を発信し、万博後には市場への投入に向けて開発を継続し、出展企業の成長のきっかけとします。
※以下の内容は、大阪ヘルスケアパビリオン「リボーンチャレンジ」広報誌【Reborn Challenge Journal】Vol.3から抜粋しています。
※出展企業のうち、企業グループの表記については、
【グループ名称がある場合】グループ名称を表記し、[ ] 内には構成メンバー(◎は代表企業)を掲載しています。
【グループ名称がない場合】代表企業名称を表記し、[ ] 内には代表企業以外の構成メンバーを掲載しています。

農作業の自動化・AI技術導入
少水量の薬剤を効率的に散布する技術や、薬剤散布作業を自動化する技術、太陽光利活用システムなどの展示を通して、農作業を効率化し作業者や環境への負担を軽減した、持続可能な未来の農業の姿を紹介します。

採血いらずの血糖値測定
わずか5秒、光に手をかざすだけで血糖値を測定することができる、先端レーザー技術を用いた「血糖値測定センサー」を開発。身体を傷つけず安全・気軽に使用できるこの測定機を、実機と映像で紹介します。

フレキシブルチューブ&ベローズの未来体験
超極細径の「フレキシブルチューブ」と、畳むことができる「金属製ベローズ」を、空間型VRを用いて展示。医療分野や宇宙産業での活躍を見据え、未来の社会に向けた新しい価値を提供。

ICタグで被災者を捜索・探知
腕に装着したICタグが生体情報を検知し、災害時、瓦礫に埋もれた被災者の位置を迅速に特定するデバイスを紹介します。この探知システムにより、要救助者を発見するスピードを飛躍的に高め、救助活動に貢献します。

未来の水陸両用モビリティ
「気軽に島々を渡る小型モビリティ」をテーマにした2人乗り「水陸両用車」を展示。海上では車体を広げ、陸上では幅を狭める全幅可変式の車体。陸海それぞれでチェインやスクリューを駆動して航行します。

人間も動物も骨を取り替える時代!?
最先端金属加工である3Dプリンティング技術を用いて、患者一人ひとりの骨格に合わせた人工骨を製造する技術を開発。金属3Dプリンタで製造したチタン製カスタマイズ人工骨を展示します。

「脱酸素技術」による未来の化粧品
原料の酸化を防ぎ、花の香りや植物の色の鮮度を保つ「脱酸素製法」を用いた化粧品を開発しています。未来の化粧品技術によって実現した、植物の新鮮な色と香りを実際に体験していただきます。
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120歳まで健康に生きる未来
ヒトは健康であれば120歳まで生きることが可能であるといわれる現代、自身の身体についてDNAレベルで理解し適切な対策を講じることが、「いのち輝く未来社会」への第一歩となることを提示します。

ロッカーが防災設備に変身!
組み立てテントやトイレキットなどの災害備品を完備した「多目的スペース増設機能付き防災ロッカー」を展示。公園にあるロッカーが多目的スペースや防災設備の役割を果たし、災害時の緊急ニーズに応えます。

ホカホカ「おにぎり」の
自動調理機
温かい出来立ての「おにぎり」を自動調理する機械の開発。日本のソウルフードであり海外でも人気が上昇しているおにぎりを、おいしく簡単に提供できる新技術を展示します。

空飛ぶトラック「Zipang」
小さな町工場13社が大空にあこがれる技術者たちと共に、「可変浮力機能」を備えた飛行船を開発中。道がない場所や山の頂上へも、この「空飛ぶトラック」は浮力を調節して物を持ち上げて運べます。

機械加工にイノベーションを!
さまざまな生産物に合わせて自動で生産ラインが組み変わるシステムや、多様な生産拠点の全情報をリアルタイムで管理できるシステムを開発。「自律遠隔無人生産ライン」の展示を通して、持続可能な未来の製造現場の姿を提案します。

顔の表情から「感情」を可視化する
カメラで撮影した顔の表情から感情を推定し、可視化する技術を開発。この「感情センシング技術」を用いて他者の感情理解を助けることで、介護や教育などの現場で質の高いサポートを提供できる未来を紹介します。

「廃棄される魚」をなくす
市場に流通せず廃棄される「未利用魚」をAIを用いて自動で選別・加工する装置を開発。会場では展示を通して、これらの装置により未利用魚を有効活用する道を拓き、食料不足問題解決に貢献する未来を紹介します。

未来の循環型フードシステム
食品調理加工機械の製造や養殖事業の知見を生かし、「循環型フードシステム」を開発。「大阪から世界の食に革命を起こす!食で世界の子供を笑顔に」をテーマに、3Dホログラム映像を通して、世界の飢餓問題への対策を提案。

「私のため」を追い求めた化粧品
自分自身の幹細胞を培養し、化粧品に配合するオーダーメイド化粧品の研究・開発をしています。細胞の培養過程のほか、その日の感情をもとに香りを提案するAI診断や、容器作成を疑似体験するアプリを展示。

温度を自動で調節する衣服
生体情報を計測し、その人の心地よい温度に自動で調節する機能を備えた衣服を展示します。会場では展示を通して、この技術により炎天下や冷凍倉庫内など厳しい環境下でも快適に働ける未来を紹介します。

「共創」から生まれるものづくり
身近な医療の課題について、多分野の企業が連携し、利用者の視点に立ってサービスや商品を生み出す「リビングラボ形式」によって製品(試作品)を開発するまでのプロセスをパネルと映像で紹介します。

移動が楽しくなる未来の車いす
傾斜した路面でも座面が水平を保つ機構を搭載した「発展型車いす」を開発しています。坂道などでも安全かつスムーズに移動ができるこの車いすの展示を通して、「誰もが移動を楽しめる社会」の実現をめざします。