【2025年7月8日~14日】展示内容をご紹介!

MOBIO大阪パビリオン展示 No/BORdER
~国境・垣根・時代・カベを越える技術展~

REBORN
その他(ものづくり)

〈展示概要〉
『REBORN/do ▶ No/BORdER リボーンの実行でボーダーを越える!』「 国境」、「垣根」、「時代」、「限界(カベ)」を越えた、大阪府内ものづくり中小企業の製品・技術の展示を行うことで、大阪をはじめとする中小企業のさらなる技術力の向上や新たな製品の創出を活発化させ、過去から未来への懸け橋や技術開発の原動力となるような展示をめざします。

※以下の内容は、大阪ヘルスケアパビリオン「リボーンチャレンジ」広報誌【Reborn Challenge Journal】Vol.2から抜粋しています。

夢は再び宇宙へ!月面跳躍移動ロボット「まいど2号」

SMA(形状記憶合金)コイルとトグル機構の合力によるバネの伸縮によりロボットを跳躍させる技術を活用し、「月面の環境下でロボットが作動し、跳躍することが可能となるか?」「地球上での動作がどのような仕様であれば月面で作動するか?」を展示。

がん放射線治療で活躍
スペーサが臓器を守る!

不織布スペーサは、がん治療において放射線から正常な臓器を守ることで、根治の可能性を広げる製品です。さらに術後は体内に吸収され、取り出すための手術を必要とせず、患者の方に寄り添って設計。より治療後のQOL向上が期待できる未来のスペーサを紹介。

合同会社C&M

頭で「考える」だけで重機が動く!
脳波を用いた遠隔操縦システム

ブレインマシンインターフェイス(BMI)技術は、ヒトの頭皮に接触させた電極から微弱な脳波を検知し、機械(本出展では建設用重機)に駆動指示信号を伝搬させる技術。脳波を駆動信号に変換させた後、展示場のミニチュア重機を操作します。

科学技術の発展に貢献する
明るく強力なX線ミラー

「理想的な形」と「世界最高レベルの滑らかさ」をもつ「次世代2次元集光X線ミラー」を展示。地球上で最も明るく強力な集光X線を作り出し、従来不可能だった物体の奥深い内部構造を詳細に読み取ることができます。

安全・強力な磁気の力で
社会課題を解決

一度吸着すると無通電で吸着し続ける、磁気式アタッチメントデバイス「スイッチングマグホルダー(SMH)」は、物流・運搬をはじめとするさまざまな業界において、人手不足やCO2排出量削減などの社会課題解決に貢献。

廃材に新しい価値を!
地産廃材から生まれた文具シリーズ

卵殻や紙屑などの廃材を粉体化し、主原料として利用する「フリーブレンド工法」は、プラスチック原料はつなぎ材として20%程度しか用いず、廃材配合比率を最大80%にまで高めた、環境に配慮した独自技術。

サステナブルな未来をもたらす
革新的コーティング

「特殊防錆コーティング技術」は薄膜で高い密着性を備えた特殊コーティングにより金属表面を保護し、酸化や腐食による劣化を防ぐことで構造物の耐久性を向上。構造物の長寿命化と環境負荷低減に貢献するコーティング技術を紹介。

多種多様なものを「薄く」する技術で医学や工学の発展に貢献

「薄片(ハクヘン)」は、岩石を薄く研磨して作製する顕微鏡観察用プレパラート。岩石のみならず、硬度や含水率の異なるものも同時に薄片にする独自技術を有し、岩石、骨、歯、昆虫、工業製品など多岐にわたる薄片を展示。

「異形線」で未来を変える!
CO2削減に向けたモノづくりに貢献

断面がさまざまな形状に加工された線材「異形線」は、設計の自由度が高く、スクラップを抑制する環境にやさしい材料。電動化(電気自動車・ドローン etc.)に用いられる「ウルトラデフォームドワイヤー」を紹介。

触れて、見て、命を感じる未来のヘルスケア体験

血管の柔軟性向上をめざして開発中のトレーニング装置を実際にご覧いただけます。医療従事者の視認性向上を目的に開発された技術で、 目の前の花の色が変化する不思議な現象をお楽しみいただけます。

軽くて、強くて、ゆるまない!
「ほぼ金属」の複合樹脂製ねじ

日本古来の建築技法「くさび」の原理を用いた、ボルト・ナットの一体化技術により、振動や衝撃に強い「ゆるまないねじ」を開発。樹脂と強化繊維で実現した、アルミ合金以上の強度を持つ、ゆるまない「複合樹脂ねじ」を紹介。

壁面吸着親子ドローンで
高所作業を無人化!

親機と子機セットで運用するドローン。真空ポンプと吸盤で機体を壁面に固定可能。吸着により、ドリルでの穴あけなどの飛行しながらでは難しい作業や点検が実現可能。到達困難な高所での作業の安全性向上と効率化をめざします。

「非接触」なのに「触覚がある」!?未来のドア

物に触れることなく触覚を再現する「ハプティクス技術」と、空間に立体的なドアハンドルの映像を浮かびあがらせる「3Dディスプレイ技術」という2つの先端技術を用いて、「非接触」かつ「触感を持つ」未来のドアハンドルを展示。