【2025年7月1日~7日】展示内容をご紹介!

カーボンニュートラル トレジャーハント ~便利な未来を支える技術たち~

REBORN
環境

〈展示概要〉
環境への配慮がなされ、カーボンニュートラルの実現に貢献するスタートアップが提供する製品の展示・来場者への体験を通じ、地球温暖化など環境に関する問題への意識への気づきや、自身ができる行動変容の促しにつながる展示をめざします。

※以下の内容は、大阪ヘルスケアパビリオン「リボーンチャレンジ」広報誌【Reborn Challenge Journal】Vol.2から抜粋しています。
※出展企業のうち、企業グループの表記については、
 【グループ名称がない場合】代表企業名称を表記し、[ ] 内には代表企業以外の構成メンバーを掲載しています。

「アヒル発電」で
波から電気をつくる

「アヒル発電」は、海の再生可能エネルギーである「波」を使った発電システム。尽きることのない波のエネルギーを活用することで、カーボンニュートラル社会の実現をめざしています。展示ではこの新しい発電システムについて紹介。

「空気」をリサイクルしてガラスができる!?

大気中から二酸化炭素を回収する技術「DAC(ダイレクトエアキャプチャー)」を開発。会場では、小型のDAC装置と、原料の一部に二酸化炭素を使って作られたガラス作品を展示し、新たな炭素循環経済の一例を紹介。

自律航行がつくる未来の海上交通

AIを活用して、船舶周辺の状況から安全かつ効率的な航行を判断する「自律航行技術」。展示では、模型船によるデモンストレーションを通じ、航行の仕組みと船員不足の解消や持続可能な海洋利用などへの可能性を紹介します。

曇りでも室内でも発電できる
「どこでも電源®」

室内のような暗い場所でも発電することができ、さらにフィルムを基材とした軽量で柔軟性のある太陽電池が実現可能な「ペロブスカイト太陽電池」。展示を通して、新しい太陽光電池の可能性について紹介します。

山で樹脂の木を育てて使う、
新しい植物資源の形

プラスチックの一種と同じ化学構造式を持つ樹液を産み出すウルシノキの発芽・栽培技術と、その樹液と木粉だけで製造する100%天然原料製造技術を展示します。会場では、これら新しい植物資源活用について紹介します。

株式会社QioN

電気を使ったグリーンなものづくりが支える未来

高性能イオン伝導膜の合成技術を活用し、再生可能エネルギーなどの電気を用いて化成品を製造する技術を開発。「必要不可欠な物質を、どこでも、クリーンな電力で作れる技術」が平和な世界を作る可能性を秘めているか紹介。

「もみ殼」の有効活用で
エコなハウス栽培を実現

農業廃棄物の「もみ殻」からシリカを製造する際に発生する熱をボイラーに転用、焼成時のCO2をトマトの光合成促進に利用するシステムを開発。ハウス栽培における脱重油を実現し、CO2削減に貢献する取り組みを紹介。

自走式ロープウェイ「Zippar」で
都市の移動をスムーズに

「Zippar」は直線ではロープ、カーブではレールを自動運転する自走式ロープウェイ。バッテリーとモーターを搬器に搭載し、カーブや分岐も可能に。低コスト・短納期かつカーボンフリー、クリーンで利便性の高い移動を提供。

森林と生きる、持続可能な未来

地球環境の維持に貢献する「森林」の価値を正確かつ効率的に把握する技術を開発。展示ブースでは、AIを活用した樹種識別の際に使われるドローン、森林の情報を木一本単位で解析するソフトウェアなど、森林の価値評価や保全につながる最新の製品を紹介。

廃棄物から水素をつくる
「ごみゼロプロジェクト」

有機廃棄物から水素を抽出し再生可能エネルギーへと変換するプラント技術と、プラント全体を一元管理するデジタルプラットフォームを開発。アメリカで稼働中のパイロットプラントを再現した模型を通して、装置や設備を紹介。

「光」の力で廃棄物から化学品をつくる

下水・海水・空気を原料とし、光で化学品(医農薬原料やポリマーなど)をつくる「光ものづくり」を紹介。都市・海・森林から生み出されるバイオガス、塩素、酸素を光反応リアクタに導き、生産される様子をジオラマで表現。

産地の貧困・森林破壊問題を
バイオプラスチックで解決

独自のバイオプラスチック開発・製造技術により、植物残渣の課題である強度・耐熱性を解消。食品工場日本・欧米)と農場(南米・アフリカ・アジア)で発生する「カカオ」および「コーヒー」の廃棄物から製作した製品を紹介。

光スイッチバイオものづくり生産システム mii-Bioprocess

微生物の遺伝子を光によって制御する技術「光スイッチたんぱく質」を用いた、バイオものづくり生産システム「mii-Bioprocess」を紹介。バイオものづくりにおいて、大量生産における低コスト化や高効率化に貢献します。

「稲」と「ミドリムシ」でバイオ燃料に革命を

稲から得た培養液でミドリムシを高速培養する独自技術を組み込んだ、バイオディーゼル燃料製造プラントを開発。展示では、プラントについての紹介や、運送事業者などの敷地内に設置することによる、燃料を自給自足できる未来を提案。