【2025年5月27日~6月2日】展示内容をご紹介!


共に創ろう、ヒトとモノとデジタルの未来 ~デジタル技術で変わる、大阪のモノづくり~
〈展示概要〉
Society5.0における未来の「モノづくり現場」を体感してもらえる空間を創出します。デジタル技術を活用して、変化をし続ける産業界のなかでも、製造業にフォーカスを当て、デジタルトランスフォーメーション(DX)を進める企業と、その技術を提供するスタートアップの取組みを「未来の製造現場」として表現し、来場者が未来の製造業のあり方を体感できるコンテンツの展開をめざします。
※以下の内容は、大阪ヘルスケアパビリオン「リボーンチャレンジ」広報誌【Reborn Challenge Journal】Vol.1から抜粋しています。

紙素材100%の折り紙製品で
脱プラスチックの世界を実現する
プラスチックが使われている容器を100%紙素材に置き換え、水や油といった液体物の容器を100%紙素材で実現することをめざして開発を進めています。また、展示会装飾業界に向けた、100%紙素材で作る展示会什器を紹介します。

自分の言葉が鍵になる「開けゴマ」が実現した世界
音や言葉を波形として捉え、鍵の役割に変換する新しい体験を提供します。マイクに向かって大阪弁で話すと波形に変換され、イントネーションが一致すれば扉が開く。これまでの常識をくつがえす新しい鍵のあり方を提案します。

森羅万象をデジタル化
建築・土木分野などで活用されている「3次元点群データ」技術を用いて世界遺産をデジタル化。3,000件を超える点群データ取得の実績を活かし、最先端テクノロジーによるデジタルツインを世界に発信していきます。

日本のインフラを守る!「高所作業」の不可能を可能に
明石海峡大橋などの巨大な鋼構造物は、完成後のメンテナンスが大きな課題。そこで、既存のロボット、AI、レーザーなどの技術を進化させて組み合わせることで、これまで不可能だったことを実現できる可能性をお見せします。

最先端の生成AI技術でAI教師データを自動生成
最新の生成AI技術を活用し、工場内のデジタルツインを構築します。今回の展示では、AI開発に最も重要となる教師データ(トレーニングデータ)を自動で生成することで、ひとりでに外観検査AIが構築される様子を紹介します。


モノづくり職人がもっともっと輝く未来の現場
これからのモノづくりの現場は、AIやロボット技術が発達する時代だからこそ、職人の価値がますます高まります。職人の手技で高付加価値なバネ製品を生み出す「未来のモノづくり現場」を紹介します。

アナログとデジタルが融合するハイブリッドな「モノづくり」の世界
当社のIoTサービス技術を活用して「古くてカッコいい」未来の製造設備をピタゴラ装置を使って展示します。収集されたIoTデータの流れを銀の玉が転がる様子でわかりやすく表現し、IoTに関する理解を深めていただけます。

環境に配慮した未来の包装技術
通常では複合素材のために困難だったケミカルリサイクル(素材を同じ原料に戻すリサイクル)を可能にする、単一素材で作られた包材製品を展示します。「シュリンクボトル」は、容器全体の樹脂量を削減することができ、バイオマス由来の環境に配慮した未来の包装材です。


デジタル技術と人の技の融合
100年続くモノづくり
多色活版印刷を用いて、古来から愛されてきた幸運・良縁・お守りの象徴をモチーフとした72種類のカードを使った壁一面のアート作品を展示します。人の技術との融合が織りなす、アナログの存在価値をご覧ください。

工場や製造プロセスのデジタルツインが現場に実装される社会
「最新テクノロジーを搭載した町工場」を想定した大規模シミュレーション動画で、未来の「モノづくり現場」を体感していただける空間を提供します。絵空事のスマートファクトリーではなく、リアルな現場で実現していく未来の工場を表現します。

技術・開発力とデジタルの融合で実現するモノづくり現場の「Society 5.0」
大阪万博で運用される「空飛ぶクルマ」の整備をイメージした、未来の工場で働くエンジニアやメカニックをアシストする「工具」「周辺機器」「収納」を展示。どのように安全・快適な作業が実現されるのか映像を通じてご覧ください。